“26インチ、Diskブレーキ、ロード用コンポーネント、ドロップハンドル。” なにやら不思議な感じのバイクです。26インチ、Disk ブレーキ、ここまでならマウンテンバイクを想像できますが、その次、ロード用コンポーネントとドロップハンドルとくると、ロードバイクを想像します。実は、この不思議なバイクが前回の妻のバイクの次に作った自分用の通勤、街乗り仕様の自転車です。(6/2008)
“Disk ブレーキ仕様でロードバイク的な使い方ができるタフなバイク”これが自分の求めるバイクでした。デザインする時に、まず最初に決まっていたことは、Disk ブレーキを使う、ということでした。過去に使ったことがなかったので、一度使ってみたい、という思いがありました。次に、バイクのタイプ。単純に速く走れるバイクであればロードバイクでいいのですが、ボストンの路面状況は良くないのでもう少しタフなバイクの方が実際、通勤、街乗りで楽しめるバイクになるだろうということでロードバイク以外の選択をすることにしました。一方、MTB はどうかというと、野山を走るわけではないのでそこまでのタフさは必要なく、またギヤ比の点から見ても決して速いバイクにはならないということでMTB も選択外になりました。またシクロクロスバイクは?というと、カンチブレーキを使用したくなかったのでこれも選択外になりました。結果、ロードバイクとMTBの要素をミックスすることにしました。
次に車輪のサイズですが、2つの理由を考えて26インチを選択しました。第1の理由は、29インチよりも26インチのほうが、リムやタイヤサイズの種類が多く選択肢が豊富なことです。第2の理由としては、GO and STOPが多い街中では26インチの方が軽い漕ぎ出しとともに軽快感を楽しむことができる、ということからでした。
また、ロード用コンポーネント、ドロップハンドル、この二点は速く走らせるために必要なものでした。あくまでロードバイク的な走りの要素は残したかったからです。
したがってフレーム、フォークの設計ではロードバイクを基準とし、26インチDisk ブレーキ仕様でタイヤ幅1.00-1.75の範囲で使用可能、そして26インチの車輪サイズで高速走行しても安定感を損なわないフレーム、フォークをデザインしました。
さて、出来上がったバイクに乗った感想はというと、満足のひと言です。実に気持ちよく、ストレスなく走らせることができるバイクに仕上がりました。街乗り、通勤、さらにはツーリングといった状況でもしっかり楽しめるバイクです。
“26inches, Disk-break, Road component, Drop handle.” It sounds strange. If I say ‘26inches and Disk- break’ you may imagine mountain bikes, but ‘Road component, Drop handle?’ It makes you imagine road bikes. This unique bike is the bike that I made for my commuting and city riding.
“A tough bike with disk-break. But I can ride on it as I do on a road bike.” This is the bike I wanted to make. I already decided to use disk-break before I designed the bike because I had wanted to try it and I had never used it before. If I just had fast ride, I would make a road bike. However, the road condition in Boston is not good, so I thought I would be able to enjoy my ride with a tougher one especially in the city. Thus, a road bike was not my choice. Then, what about MTB? It was not, either because it was too tough and not a fast bike. Also, I did not choose a cyclocross bike because I did not want to have canti-break. I concluded that I would make the one mixed” ROAD and MTB”.
As for wheel size, I chose 26-inch wheel. There were two reasons. First, I can choose a more variety of parts for 26-inch than 29-inch. Second, I can pedal lightly with 26-inch rather than 29-inch if I ride in the city. (You have to go and stop many times in the city.)
I also needed road components and a drop handle to ride faster.
Therefore, I designed the frame and fork with road dimension and assembled with 26-inch wheel (tire size 1.00-1.75) and disk-break.
I tried giving for a ride and I have been satisfied with my new bike. I believe this bike could be an ideal one for city ride, commuting, and touring.
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