KUALIS

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July 16, 2014

Original




フレームにオリジナル性を出す一つの手段としてオリジナルのD.O (リアエンドのこと)をもつという考えがある。

KUALIS もオリジナルデザインのD.O を作りたいと常々思ってきたのだが、最近少しその考えが変化しつつある。
その主な理由の一つに、最近バイク自体がどんどんDisk 化の傾向にある事があげられる。
そのDisk のスタイルもさまざまで、あるメジャーなフレームパーツを作っているメーカーなどは実に何十種類ものD.O をデザイン、製作している。

以前のようにロード用D.O とスタンダードなDisk D.O の二種類あればOK だったときはオリジナルで作る意味もあったかもしれないが、今となっては以前のような考えでオリジナルD.O をもつことは
逆に仕様が限られることになる。それ以外の仕様のフレームを作る場合は結局他社が作っているD.O を使うことになる。
要するにフレームのオリジナル性をD.O に求めるという考え方自体が既に過去のものとなりつつあるのかもしれない。

そもそもオリジナルとは何なのか?ということだが、、、これに関しては様々な考え方があって人それぞれに異なる。ただ、作る側の人間として日々考えるのが、何を大事にするか、ということで結構それは表には現れにくい部分(設計から製作プロセス中における仕事や思考の中)にかなりのウェイトが占められているのを感じる。
確かに視覚的に訴えかけてくる部分は分かりやすいため、カスタマーにも理解しやすく浸透しやすい。そういった理由から、例えばペイントのデザインなどに時間をさくこともしばしばあるが、結局それも自分にとっては表に出てこない部分がしっかりあってこそとも言える。

本当の意味での”オリジナル” を表現する事は中々に難しいかもしれない。

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