KUALIS

KUALIS

April 24, 2014

KUALIS Anatomy

 Ti road 1.
 Ti road 2

"KUALIS Anatomy". This is one of KUALIS projects in 2014. I will pick up Ryota Nishizono's (Champion system) two KUALIS Ti road bikes and present the detailes through the design and building process based on specific numbers and the drawings.
Today I show Mr. Nishizono's review for his two KUALIS Ti road bikes below.

”KUALIS Anatomy” 今年のプロジェクトの一つである。チャンピオンシステム所属の西薗良太さんの2台のKUALIS チタンロードバイクを取り上げ、その詳細をKUALIS CYCLES のデザインプロセス、製作プロセスを含む具体的な数値と設計図をもとにKUALIS CYCLES の仕事、として紹介する予定。 今日はその企画の重要エレメントの一つである彼のバイクレビューを以下に紹介する。


西薗良太
経歴
東京大学運動会自転車部競技班で4年間活動中に、インカレロード、学生個人タイムトライアルで二冠を達成し、卒業後シマノレーシングでプロロード選手としてデビュー。2012年に全日本タイムトライアル優勝。2013年、Champion Sytem Pro Cycling Teamに所属、ジロ・デル・トレンティーノなど欧州のレースに出場、ツアー・オブ・ジャパン日本人最高位、ツアー・オブ・北京出場など。2013年末チーム解散に伴い引退。現在大学で専攻していたデータ解析技術を活かしたエンジニアとして修行中

Ryota Nishizono

Resume
As an amateur student rider, I competed for four years with the University of Tokyo Cycle Racing Team. I won both Collegiate Road Race Championship and Time Trial. After graduation, I turned professional with Shimano Racing in 2011. In 2012, I won National Time Trial Championship. In 2013, I rode with Champion System Pro Cycling Team and experienced real Europe racings like Giro del Torrentino and Brabantse Pijl. With dissolution of the team, I retired at the end of 2013 and began career as a data analystic engineer, which I majored at university.

This is the story of two KUALIS Ti road bikes, which I ordered at KUALIS CYCLES.

Ti road bike 1
As an ex-professional road cyclist, I have ridden many cutting-edge carbon frames.  It is surely pleasure for me even now. Riding one of the fastest bikes in the world is great. However, I am not only a bike racer, but a pure cyclist, I thought I would like to have a different quality of time in addition to racing. It is not calculated by power meter, not decorated by training menu, and not measured distance by cycle computer. I would like to go to local up and down courses simply. For that purpose, I imagined an authentic bike. It has quick handling like a knife and traditional wired gear mount. A little bit wider tire capacity makes it perfect.

Plain, simple, and good quality. Those were key words to order a bike for me. Arranging those words in mind, I talked with the builder, Mr. Nishikawa. I chose a steel frame first but he recommended Ti for light climbing. For stable handling, he explained how Chris King Inset 7 (ENVE 1.5 tapered fork) is effective. I told him my detailed bike size and measured several points of my body. That was all my order process.

I received super simple but at the same time elaborate Ti frame. For local riding, it is perfect as I intended. It is not good for sprinting, attacking at 800W, and time trial at 50km/h. I did not expect them. Climbing is very light and downhilling is very sharp. Those are what I expected. You need to design a good trade-off for your purpose to order a handmade frame with a metal bike. Thorough that good trade-off, you can get special things which you cannot get by ready-made carbon frames.

After retiring from pro road racing, I started new life as an engineer. I had need of taste of racing even after retiring. Racing is my precious realm to stimulate everyday life. It tears apart calm life in front of a desk abruptly and physically. It is a good target to keep fitness. Now I do not need to have pressure to win as a job. It is just pleasure.


Ti road bike 2
I started looking for a new bike for racing. Even for racing, Mr. Nishikawa told me, a good combination of Ti tubing enables order made bikes to be at very high level for racing. The sacrifice compared to high-tech carbon frame is only a little bit of weight. The reward is infinite design freedom. O.K. it is a good deal. I do not need to compete summit finish in Italy or France anymore. I am a bit bored with plastic bikes. I decided to order a real Ti racing bike of KUALIS.

I told Mr. Nishikawa what I think is a real "racing" bike. In my opinion, racing bike does not have any special features. Just you can handle it as you expected. That is all but that is the most difficult. It goes smoothly as you think and no "whip feeling" or "taste of ~" etc. It just works. His recommendation was mix of big pipes of Ti and more aggressive geometry to realize my requirement.

I was still impressed that it has enough stiffness though it was I expected. Every metal frame I have ever ridden has not as good stiffness as this new Ti has. It is not only stiff but I can feel taste of Ti because Ti has no direction of stiffness compared to carbon, which has direction of fiber. You can enjoy every-directionless of metal without lacking of machine functionality with this bike.

The only disadvantage of this bike as a real racing bike is a little of plus weight. Weight is really a kind of religion. After you put all the energy to win, you curse every weight on your body and of your machine. 6.8kg sounds romantic sometimes. Personally, I succeeded to change the religion and get a very sophisticated personal machine.



Ti road bike 1
プロロードサイクリングという、自転車のスタイルの中でも歴史に裏付けられた、洗練された乗り方に職業的に取り組むものとして、最先端のカーボンバイクに乗り続けてきました。
一方でそういう究極のプラスチック構造体としてのカーボンバイクで一分一秒を争うスタイルとは異なる質の時間を自分の中でもちたいというのが、メタルのオーダーバイクを考えるきっかけでした。回復日や、オフシーズンの期間に、普段のトレーニングメニューとは異なる形で、より素朴に、数時間淡々とローカルのアップダウンを楽しむバイクが欲しくなりました。毎年次々に買い換えたくなってしまうような、賞味期限の短いデザインと距離を置き、山道のカーブを楽しめるハンドリング、素朴なワイヤードのシフト、少し太めのタイヤを入れたいというような、ざっくりとしたイメージができました。

ライディングそのものを楽しむことを主眼にトリッキーな仕様は極力排除。最初スチールを考えるも、軽快さを重視してチタンを選択。西川氏のアドバイスにより、ハンドリングに安心感をもたらすChris King Inset 7 (ENVE 1.5 tapered fork)を使用。
あとは自分の身体的・現況使っているバイクのサイズに関するいくつかの数字をお伝えして西川氏の手に設計を委ねました。

できあがったのは、どこまでも素直なチタンフレームでした。ハードなトレーニングの合間に、日本の「里山ライド」とでもいうべきもののお供として、良きパートナーになってくれます。スプリント800Wのような大出力には対応しませんが、そのかわり登りが軽快です。ヘッドバッジとライトブルーのアナダイズドフィニッシュによる淡いロゴのみでKUALISと判別できますが、それ以外はあくまで無垢のTiというデザインにしてもらい、独特なステルス感を楽しんでいます。細かい話ではあるのですが、エンドの幅やBBの面などの精度が一般的なバイクフレームと段違いで、ホイールの付け外しなどを行う際にも、精度の高い実験器具を取り扱うような気持ちよさがあります。


残念ながらその年、私のチームはスポンサードを失い、解散することが決まりました。世界で戦う競技者としての寿命はわずか一年でしたが、非常に幸福な一年だったと思います。


Ti road bike 2

今度は新たな生活のスパイスとして、実業団で走るためのバイクを考え始めました。そんな時に西川さんとお話ししたのが、メタルフレームにおいても出来る限りのことをすれば、レース性能においてもわずかな重量増でカーボンバイクと同等の性能とカスタムフレームとしての大きな設計の自由度を得ることができるということでした。

具体的には「意外な動きをしないフレーム」をイメージしてお願いしました。きちんと設計されたレースバイクというものは、なにか特筆することがあるのではなく、選手の意図通りに動くこと。そして進みが良いという二つのことを極めるだけだと思っています。なにも乗り手に感じさせずに、狙ったとおりにラインをトレースし、力を受け止め、登りを進む。これを実現するために、少々の重量と引き換えにTiにしては大口径のパイプ、レースバイクスケルトンを軸に製作を依頼しました。

KUALIS Ti
レースバイクと取り合わせたのは、質の高い、枯れた技術のパーツばかりです。トムソンのポスト、PLTのステム、Ovalのシャローハンドルetc…プロメカニックを付けなかったときに、確実に試合で機能する、数グラムと引き換えに安心感と自分なりのスタイルを考えました。さらに、古びないデザイン(色を塗り替えることもできるでしょう!)、にも満足しています。今回はレースバイクらしく、ホワイトをベースにロゴを前面に押し出したペイントをお願いしました。

走りはBB位置やハンドル角も従来のレースバイクに近いこともあって、拍子抜けするほど違和感がないです。なにも考えさせないのが良いレースバイクという意味で良かったなと思います。微かに、メタルならではのBB周辺の方向性のなさというか、力を入れる方向に指向性がないのがカーボンバイクに比べると感じられます。そういう意味ではTiらしさというのをわずかに残っています。完全に固めたければ、BBをオーバーサイズにすればよいと思います。国内のレースのために十分ではないでしょうか。

新たな自分の走りのスタイルの中で、二台のKUALISが輝いてくれると思います。




April 23, 2014

Oota's Ti road 1



Oota's Ti road 1.

Oota さんのチタンロード1.製作以外のことに時間をとられて、既に入っているオーダー分が少したまってますが、そろそろ再開。

April 22, 2014

Order frame

 

 
去年、ロードフレーム(スティール)のオーダーを頂いた方からメールがきたので紹介してみたい。
 
.....
こんにちは 先日は問い合わせのご返事ありがとうございます。
現在 検討してもらっています。
 
昨年作って頂きましたロードバイクですが、10月に完成させ乗り始めまして
2600キロほど走りました。
先日、毎年恒例の ~ ヒルクライムに参加してきました。距離15キロです。
昨年まで使っていたマドン(カーボン)に比べ500gほど重くなるクオリス号ですが
昨年のタイムを4分も短縮できました。
登りでの軽快な感じはわかっていましたが下り坂での安定感が抜群によかったです。
これほどタイムが縮まると思ってなかったのでビックリしました。

.....

オーダーで作るフレームの利点の一つは、ジオメトリーはもちろんであるがそれ以上に、乗り手のスキルレベルや要求に応じた”剛性”を設計に盛り込むことができることだと考えている。
それはカスタマーによって異なり、また求めてくるものも異なる。一本のチューブの選択から、例えばそのチューブのHT 側、BB 側それぞれの剛性バランスの決定、そしてそれらチューブの組み合わせまで考えるとそれらは一人一人全て異なる。
ビルダーによってはそこまでは気にしない人も多いが、その小さな?積み重ねが一本のフレームになったとき、そしてその”乗り味”がその乗り手と絶妙にシンクロしたとき、そのバイクはベストなものとなり得る。 これはオーダーフレームの醍醐味の一つでもあると思う。

マスプロによるハイエンドカーボンバイクは基本的にトップレーサーが乗って満足するものとして作られている。そのポテンシャルをフルに発揮できるのは、これまたトップクラスのレーサーのみともいえる。 もちろんバイクを”楽しむ”という目的においては、こういったハイエンドカーボンバイクに例えば初心者の人がのっても十分満足できると思うが、、、”本当に自分にあったバイクは?”という問いかけに対してオーダーフレームは選択肢の一つになることは間違いない。

April 20, 2014

Ti road "Machine for riding" 6 Hong Kong












Ti road "Machine for riding" project in Hong Kong 6. Ready for shipping to Hong Kong.
I am looking forward to hearing from RDFX about the ride report.

Ti road "Machine for riding" project in Hong Kong 6. 香港へ向けてシッピング準備に入る。
KUALIS 香港代理店 RDFX さんからのRide レポートを楽しみにしています。

April 16, 2014

SUPEREXECUTION 3 650B and 650B SS

650B



 650B SS




 Logo
 
SUPEREXECUTION 3. 650B and 650B SS were welded. New logo for this model is almost ready too.
SUPEREXECUTION 3. 650B と 650B SS 溶接終了。ニューロゴも作成中。


April 15, 2014

Kagami's steel CX1



Kagami's steel CX 1.

Kagami さんのスティールCX 1.スタート。

April 14, 2014

Tanaka's Ti road, painted

 


 



 



customer's image/ porsche carrera

Tanaka's Ti road was finally painted. I was asked to design this Ti road with a picture (porsche carrera) by the customer and the paint budget was limited. It is a good training to design something in a limited budget.

Tanaka さんのチタンロード。ペイント終了。
このフレームのオーナーになる方から写真の車(ポルシェ、カレラ)のイメージでペイントデザインを考えて欲しいと依頼された。予算はかなり限られていた。ペイント色数やマスキングの手間などを考慮しながら考えなければならなかった。
しかし限られた予算で出来るだけのデザインを試みる事はこちら側にとっても良い訓練になる。
このフレームは九州へ、2本目(まだ二本ですが。。。)のシッピングとなる。お店の方、あとは宜しく御願いいたします。